今日は、cafe oceanでのmorning YOGAのあと、THE TRUE COSTという映画鑑賞会に参加しました。
ファストファッションの流行により、バングラデシュを始め、安い賃金で働くことを余儀なくされる人々。
安価な綿花を作る為に使われる農薬や化学物質の汚染による環境汚染。
遺伝子組み換えの綿の種子が流通することによって起る悲劇。
オーガニックフードは、一般的になってきましたが、オーガニッククローズには、まだまだ無頓着なのが現状です。
私は、2010年に行われたCOP10 生物多様性条約を定めた 国際会議で、バンダナ シヴァさんにお会いし、ご縁で会議を傍聴させて頂いたことがあります。
当時は、種について、勉強し出したばかりで、正直何を話しているのか、漠然として聴いていました。
でも、
同じ地球に住む人々が生きものが苦しんでいること。
未来のこと。
ものすごく大切で、
1人1人が気づいて行動を起こさなければならないこと。
これだけは、強く感じてました。
特に危機感を感じたのは「食べ物の種」に関してでした。
すぐに自分の出来ることをしようと思い、
翌年の春、種の映画の上映会を行い、種の交換会を行い、自然農を行う農家さんに会いに、昔ながらの農法で雑穀を作るおばあちゃんに会いにいきました。
野菜を買う時には、生産者、産地、栽培方法を確認し、野菜クズの再利用をし、土に還るところまで見届けています。
それは、肉魚、加工品を購入する時の意識も一緒です。
「種から→人々の口に入り→土に還る。」
今回の映画を観て、身体を通る循環は、食べ物だけではないと、気づきました。
見逃しがちな「→ 」の部分を考えることが、とても重要なこと。
漠然と「洋服の種」が、土に還るまでの幸せな循環の中で生きる人になりたいと。
例えば、(少し大げさな例えかもしれませんが。)
◆すぐに着なくなる500円のTシャツのコストの裏にある
●貧困の母子
●農薬によって癌に侵される農家の人々
●ビルに潰されて亡くなった人々
よりも、
◆長く着られる5000円のTシャツの裏にある
●母子の幸せな生活
●心のこもった針仕事
●健康な環境
●500円の古着になって、また誰かに着てもらえる服の喜び
❤︎幸せの循環❤︎
命を守ることに繋がるなら、5000円高くないな。むしろ安いじゃん!そんな風に思いました。
私は、料理をしていますが、作る人の心は出来た食事に乗り移り、食べた人に伝わると思います。
料理を作る心次第で、食べる人の健康にだって影響する。これって、料理も服も一緒。
服を作る人には、着る人の幸せをを考えて作ってもらいたい。それには、幸せに作業する環境はとても大切だと思いました。
皮膚は、「単細胞」だった時から、私達を「記憶」しています。皮膚を守ることは、私達の過去も未来も守ることに繋がります。
衣食住。衣が一番先ですよね。
実は、私はあんまり服のセンスがないと思っていました、。特に私らしさがあるわけでもなく、仕事や周りの人の影響で、服装がコロコロ変わっていました。
だけど今、自分が本当に着たい服、ブレない自分のスタイルが見つかりました(*´∀`)♪
http://unitedpeople.jp/truecost/